カテゴリ:末梢血幹細胞移植( 12 )

梅雨明け間近?&兄の近況

一雨ごとに草木が茂り、晴れ間が見えると花々が一気に開きます。
Ladybug本日も元気に開店してます!
涼しさ残る石鹸『夏』もまだありますので、皆様のご注文お待ちしています。(石鹸三個まで送料たったの¥84♪)
c0369059_13524827.jpg

店舗の方は、明日は製造、明後日は定休日のためお休みです。
***
一年前は骨髄移植のため入院してたなあなんて思い出してました。
あのとき採取した細胞で、兄は今、高森の実家で元気に過ごしています。まだちょっと薬の副作用(私の細胞が兄の体を攻撃しないよう、免疫を抑える薬を服用しています)の影響で、体中が乾燥して痒くなったり、口内炎が治らなくて食事がままならなかったりはしていますが、晴れた日には外に出て散歩をし、徐々に体力も回復している模様。
明後日は、3週間ぶりの検診に連れていってきます。血液検査などして異常がないかチェック。年末に移植した際、強めの抗がん剤で全て抜け落ちた髪の毛も、この一ヶ月で随分生えてきたし、気持ちも随分前向きになってきたので、お天気さえよければいいドライブになるかなと期待しています♪
c0369059_13520912.jpg





[PR]
by ladybugsoap | 2015-07-14 13:59 | 末梢血幹細胞移植

兄・その11(ドナー入院を終え、退院)

2014年7月の日記。悪性リンパ腫の兄のドナー体験の覚え書きです。

退院して二週間。
数日間は、鎮痛剤が手放せないくらいの状態で、「無駄に白血球作られてるんだろうなぁ」なんて思っていましたが、今ではすっかり良くなって、あの時の不調が嘘のように元気になりました。

退院の二日後には、長女の臨海学校に付き添いで行かねばならず、みんなと一緒に一泊してくることが不安でたまりませんでしたが、今にして思うと家でけだるく家事をしているよりはずっとずっと楽しい時間を過ごせました。
保護者同士も仲良しで、かーなーり盛り上がったし!(笑)

そうそう。
退院した日の夜、突然子供たちから「退院おめでとう会」なるものを開いてもらいました。
歌やダンスが長くて、長くて、長くて……6番、待ち遠しい。
結局、一旦休憩を挟んでしまったがために、やる気がなくなったらしく、先延ばしとなった幻の6番。笑

c0369059_13223887.jpg


子供はかわいらしい。ありがとう。


[PR]
by ladybugsoap | 2015-05-25 13:25 | 末梢血幹細胞移植

兄・その10(末梢血幹細胞採取三日目)

以下、昨年2014年7月の投稿です。末梢血幹細胞移植のドナー体験の覚書です。
三日目。ようやく採取量に達したので終わりました。

もう、寝起き注射二本もなんてことなくなって、苦笑いで透析室の看護師のお兄さんに「また来ちゃった」と挨拶し、これが何が何でも最後の採取。終わった時には、何をしたわけでもないけど動けないほどに疲労困憊で、ただただ、達成感。

ところが、恐怖はそのあとでした。
一瞬で終わると言われていた、鼠径部のカテーテル抜管。管を固定するため皮膚に縫い付けてた糸が切るのに一苦労。「お腹に力を入れて気合で痛みをこらえて!」と言われて抜き取った、25センチの管の太さに悲鳴を上げ、管が入ってた『穴』を塞ぐべく麻酔なしで縫われた一針が、んっもう痛くて痛くて!!!最後の最後で脂汗。はぁぁぁぁ。泣いた。痛くて泣いたのか、終わって安心して泣いたのか、とにかく涙出てきた。

心配そうに見舞いに来た兄。脂汗と涙をぬぐった私に「外はもう夏空だよ」と爽やかな表情。呆れてしまうと同時に、桜も見れないと思っていた兄が夏空を見上げる姿に、胸がいっぱいになってしまいました。

来年も再来年も、この梅雨明け間近な夏空を見上げよう。ね。

やっと、明日は退院です!


[PR]
by ladybugsoap | 2015-05-25 13:19 | 末梢血幹細胞移植

兄・その9(末梢血幹細胞採取二日目)

これは昨年2014年7月の投稿です。
日本のどこかで末梢血幹細胞移植について情報を求める方のために。
これは昨日(7月14日)朝、足の付け根に装着したものです。
c0369059_13122545.jpg

太い管が突き刺さってるのは、見るたびゾッとしますが、ここから皮膚の中にはなんと、25センチもの長さの管が刺さってるらしいのです!いやぁー、さすが睡眠妨げるだけの存在感です。歩くのも困難で、私がバレーボール追いかけて走ってたのも、遠い過去のような気すらします。

この管を通して三時間半採取したわけですが、昨日の結果、採取できた量は「期待の半分以下」という、なんとも残酷なお知らせ。やる気失せる…。やる気出して採取量増えるならどんだけでもテンション上げるけどな…。

テンションだだ下がりではありますが、どうにか、これが最後の採取のつもりで頑張ります。(今日の量次第では明日も採取なので、夜逃げの準備しときます)

***
二回目の採取が終わりました。
c0369059_13123187.jpg

二層に分かれた赤い液体。
上の層が白血球だそうで。へぇ。自分の血は見たことあっても、白血球を見るのは初めて。この袋の中身が、この先、血液の癌に侵された兄の代わりに血を作っていくことになります。
この袋の中に必要とされる「幹細胞」がどれだけ入っているのかが問題。兄に必要な量は1.0~2.0。

さて今回、2日間採取して測定した結果は……0.9だって…orz

今日で終わりのつもりだったのに、あと一日同じことをやらなくてはならない…。激しく落ち込む。涙

心から申し訳ないという兄の気持ちが伝わってきて、当然責めることもできず、後悔する話でもなく、ただ受け入れて乗り越えるしかない。頭ではいろいろわかってはいるけど、さぁ。

そんなわけで、明日は採取して、そのあと25㎝も体内に入ってるカテーテルを外します。一日ベッドの上。

やれるものは最後までやってこいってことね。何があっても明日で最後!
気持ちを切り替えて頑張るしかない。


[PR]
by ladybugsoap | 2015-05-25 13:14 | 末梢血幹細胞移植

兄・その8(末梢血幹細胞移植本番)

以下、2014年7月の投稿

今回のメインイベント「末梢血幹細胞採取」本番!

【まえおき*毎度痛々しい投稿をして申し訳ありません。
これを単なる日記として読んでもらっても構いません。
でも、「骨髄移植」「骨髄バンク」というものを聞いたことはあっても実際には知らない、という方に、ちょっとした情報として知っていただけたらいいなと。ちなみに、私は今の立場で「骨髄バンクに登録を!」なんて呼びかける気はありません。もちろん反対もしません】

右足鼠径部に違和感ある器具をつけたもんだから、痛くて気持ち悪くて歩けず、初めて車いすに乗って、血液を採取する「透析室」へ移動。

c0369059_16411532.jpg
ベッドに横たわって、ベッドの横にある遠心分離器のある機械に血をぎゅんぎゅん吸い取られ、不要な分はどっくんどっくん戻されます。
出ていく血液と、戻ってくる血液は、当然少し成分が抜き取られているため違うものとなり、唇から指先、なんとなく足全体が軽いしびれを感じるようになりました。
寝返りは打てないし、ただでさえ鼠径部は痛いし、注射のせいで腰は痛いし、もう、本も読む気が無くなり、気力は落ちる一方。
そんな私を見舞う癌患者の兄。気の毒そう。そんな顔しないで。

耐えました、3時間半。
どれだけの成分が採取されているのかは、さらにこれから分析しないと分からないそうだけど、明日も同じことをするのは間違いない。
いやぁ、なかなか辛いです。これは顔も知らない相手へ行うのだから、世の骨髄バンクに登録して選ばれたドナーさんは神だ。仏だ。

しびれは治らず、日に日に病人っぽくなる私です。しゅん。


[PR]
by ladybugsoap | 2015-05-06 16:41 | 末梢血幹細胞移植

兄・その7(移植入院4日目)

ドナー入院4日目

やっと熟睡できたかと思えば、6時半に看護師さんに起こされ、検温、血圧、採血、で、恐怖の注射二本。
寝ぼけてたからか痛みは少なく、むしろ緊張のせいでしっかり目編めることができました。はい。
しかし、立ち上がって深呼吸した途端、全身の血管がちぎれそうになって倒れこむ…。血管、いつもの血管じゃない。イタイ…。くるじい。

そして、それから30分後には、さっきまで心地よい夢を見させてくれていたベッドが、まるで手術台のようになり、私の右足の付け根にある静脈に器具が取り付けられました。腕から血液を抜くと聞いてましたが、女性は血液の流れが弱いし血管が細いという理由から、静脈からだって…。いや、そんなの入院してから説明されても!!簡単だって言ってたのに、こんな器具つけるの!?

c0369059_16380050.jpg
麻酔して、グイグイとあんなのや、こんなのが入れられていきましたが(怖くて見れない)、麻酔も奥までは効いてなくて、いやぁーーー、痛かった。ひたすら歯を食いしばって堪える。

で、いよいよ本番です。
この静脈から血液抜いて、兄に必要な成分を採取します。今日は昼過ぎまで採取みたい。うまくいけば水曜日には退院できる予定です。がんばるぞ。

…とはいえ、寝ても起きても静脈に取り付けられた器具が痛いし違和感あるしで、昨日までの腰痛どころではない苦痛。


[PR]
by ladybugsoap | 2015-05-06 16:38 | 末梢血幹細胞移植

兄・その6(移植入院3日目)

以下、2014年7月の投稿

ドナー(提供者)入院生活三日目。

いつものごとく「時」はやって来ました。
たまたまお見舞いに来てくれていた友達が、注射器を見て「席を外そうか」と気を使ってくれたけど、「心強いから一緒にいて~」と懇願(笑)

c0369059_16323697.jpg
痛いと叫ぶ私と、楽しそうな周囲♪(写真見て知った。笑)
ちなみにこれは一本目。左側の二本目も遠慮なしの痛さでした。

注射してから一時間経過。腰骨あたりに心臓があるかのようにドクンドクンと痛む。そこからまっすぐ上に延びた首筋が何かに縛られたように苦しい。軽い動悸。「計画通り」異変が生じております。
でも、なんだろう。
全ては兄の命のために行っていることだという意識からか、苦痛ではあっても、嫌な気分ではありません。妊娠中の悪阻みたいなもんかなと。乗り越えちゃうよ。支えてくれる人がいるからね。


[PR]
by ladybugsoap | 2015-05-06 16:33 | 末梢血幹細胞移植

兄・その5(移植入院二日目)

2014年7月の投稿
『入院二日目。
二回目の注射。もう、注射器見ただけで逃げようとする40歳(笑)
これでどれだけの白血球が増やされているのだろう。血液を作る場所である骨髄(つまり腰)が、酷使されてるのを感じる。腰が痛く、脚がだるくて仕方ない。
頭も重くて、倦怠感。薬を飲むほどではないけど、やる気がでないのが辛いな。せっかくこんなに自分の時間があるのに。』

[PR]
by ladybugsoap | 2015-05-06 16:30 | 末梢血幹細胞移植

兄・その4(移植入院一日目)

先生からの勧めもあり、骨髄移植ではなく末梢血幹細胞移植を選択しました。
痛いの痛くないのというよりも、後者のほうは細胞を冷凍保存しておけるので、私のタイミングで入院できるということがメリットでした。私は仕事だけでなく、夫のことや三人の子供のこともあるので、兄のタイミングでいきなり1週間近くも家を空けることが厳しいと判断したので。
ネットで調べても圧倒的に骨髄移植の情報が多く、末梢血幹細胞移植についてがなかなかわかりにくかったのも今回こうしてブログにて公開しようと決めた理由の一つでもあります。今から提供しようというドナーさんにとって何らかの参考になれば幸いです。
でも、正直、きれいごとばかりではありません。きつかったです。辛かったです。

2014年7月の投稿

『入院しました。
着替えてもいないうちから採血があり、落ち着いたと同時に最初の注射2本ブスリ。ブスリ。
皮下注射ってのがこんなにも痛いとは知りませんでした。
これから毎日、左右一本ずつ朝晩コレかぁ…。気分急降下。

一方、私が入院してきたことで喜ぶ兄。気分急上昇。

よかった。よかった。あー、よかったねええ…』


[PR]
by ladybugsoap | 2015-05-06 16:28 | 末梢血幹細胞移植

兄・その3(ドナーへの道)

2014年5月の投稿

『はい。わたし「ドナーさんです」。

c0369059_16174913.jpg

三月に癌を発症した兄と、幸運なことに骨髄の型が合った私は、今後の説明と検査のために初めて国立病院機構へ行ってきました。(ちなみに型が合わなかった場合、同じ型の人間ってのは数百~数千人に一人しか同じ人はいないそう)

兄が生きていくためには、私の「血液製造マシーン(骨髄)」を兄の体内に入れて、私の「マシーン」で今後兄の血液を作らねばならないとのこと。そのため私が提供者(ドナー)としてしっかり検査されました。しかしその前に、移植をした際の兄へのリスクの高さも説明され、愕然…。移植さえすれば万々歳かと思ったら、命を失うリスクも高くて。それでも移植を勧めるほどに、兄の癌は深刻であると改めて知らされました。

「骨髄移植」って言葉は聞いたことがあったけどいまいちピンときてなくて。
*「骨髄移植」全身麻酔をして骨髄から髄液を採取。全身麻酔と痛みを伴うが、入院期間は短く、寝てる間に処置が終わるので長期間の負担はない
*「末梢血幹細胞採取」点滴のようにして血液を抜いて必要な細胞のみ取り出して移植する。一日数時間の採取を数日間連続で行い、薬の投与による副作用が懸念。痛みなどはないものの一週間程度の入院が必要。

私がどっちか選択しなくちゃいけないらしいのですが…。

まずは兄が数か月抗がん剤治療を続けて、それからの移植とのこと。お互いのことを考えて、どちらが負担が少ないのかしっかり判断したいと思います。

はぁ。ポジティブ人間な私だけど、やっぱりこの話はいつまでも辛いな。。。』


[PR]
by ladybugsoap | 2015-05-06 16:18 | 末梢血幹細胞移植