お渡しする時には1時間以上かけて直接施設まで行き、赤ちゃんたちに一目だけでも会わせてもらうのですが、今回は中1の娘の強い希望で一緒に連れて行くことに。
ベビーベッドが所狭しと並ぶ部屋、必要な薬が書かれた大きなホワイトボード、大きな部屋に色鮮やかなおもちゃ、優しい職員さんたち。初めての場所に戸惑い、しばらくは黙っていた娘でしたが、たくさんの赤ちゃんの笑顔を見た瞬間、思わず「わああ♡」という満面の笑みがこぼれていました。
いろんな理由があってお父さんやお母さんと暮らせない子供たちがいる現実。でも施設の中は決して暗いものではなく、たくさんの笑い声が響く明るい場所でした。
自分とはまるで違う境遇にいる子供たちに会ってみたいと言っていた娘でしたが、帰りの車の中では、ただただ「会えてよかった。行ってよかった。みんなみんな可愛かった」そればかり。
13歳の心の中にある、言葉にできない思いはどんなものだったのでしょう。
たくさんの愛情が、手のひらからオイルを通じて赤ちゃんに伝わります。
そう思うと、ホホバオイルの金色がますます誇らしげに輝いて見えてきます。
今はただ私たちはオイルを届ける事しかできないけれど、いつかあの子たちがもっともっと喜ぶことができたらいいね。娘とそんな会話をして帰路につきました。